メンテナンス

あなたのお車こんな症状ありませんか?もし、心当たりがあればそれは車のメンテナンスの時期です。


タイミングベルト

「エンジンがいきなり止まっていくらかけてもかからないんです!」
このようなSOSをたまに頂きます。
時すでに遅し・・。ご覧のようにタイミングベルトの山がふっ飛んで所々なくなっております。 バルブとピストンがブっちゅぅー。
エンジン載せ換え又はお乗換えが早くて安い結果となりました・・。
このポロは99年モデルの5万9千キロでした。
「10万キロまでまだまだや〜」なんて思っていませんか?

ショックアッパーマウント&ベアリング

サスペンションには各種振動や衝撃を吸収するマウントと呼ばれるラバーが組み込みされています。ショックアッパーマウントは車体の重みを受け止めているだけではなく衝撃の強い入力にも耐えています。それだけの過酷な条件下にあるマウントは定期的に交換が必要です。
乗り心地や異音がしたりショックをリフレッシュされる再には必ず交換をオススメいたします。

エンジン・MT/ATマウント

長年エンジンとミッションの重みを支えているゴム質のマウントです。アイドリング時の振動が大きくなってきたりアクセルを開けたときのガツンといったような振動が大きくなってきたら交換です。長くても10年10万キロでは交換しておきたい部品です。

FUELポンプ 

ガソリンをガソリンタンクからエンジンへ圧送している大切なポンプです。ポンプ本体はモーターで構成されこれが壊れてしまうと当然ながらエンジンにガソリンが供給されずエンジンがかかりません。画像のタイプはタンクの中に入っていますので日頃目にする事はありません。いつ故障するか判別が難しいため異音がしたりアイドリングがぶれたりする症状は怪しいです。早めの交換がオススメです。

ウォーターフランジ

エンジンヘッドウォーターラインからラジエターホースへ取次ぎするフランジですが硬化プラスチク製の為クラックが生じやすくOリングの劣化などで水漏れの原因になりやすい部品です。中にはサーモスタッドを収納しているフランジや水温センサーを取り付けできるものなど種類はさまざまです。同時にセンサー&Oリングも交換したいものです。

エアコンコンプレッサー&エキパン+リキタン

エアコンシステムには欠かせない部品です。特にコンプレッサーのトラブルが多く圧縮が上がらないなどでエアコンが冷えないケースが多く割合を占めています。圧縮不良以外にもエキスパンションバルブやリキッドタンクなどの詰まりが原因で冷媒ガスが循環せずに冷えないケースも多くあります。3点SET交換をオススメ致します。

ウォーターホース&オイルクーラー

エンジンルームには数多くのウォーターホースが接続されています。ゴム質で温度変化の過酷な条件の下、劣化の激しい部品でもあります。破裂する前に要チェックです。そのウィーターラインの中にオイルクーラーというエンジンオイルやATオイルを冷却するコアが備え付けられている車輌も多くありコアの腐食が原因でウォーターラインとオイルラインが結合し冷却水とオイルが混じりヘドロ状になってしまうと手のつけようが有りません。そうなる前の交換がオススメです。

ハブベアリング

車輪の車軸にはベアリングという部品が圧入されているために摩擦を抑えスムーズな動力伝達が可能になっています。このベアリングが劣化してくると摩擦係数が大きくなりベアリング内に構成されている部品にガタが出たり熱を持ったりするため大変危険です。症状は車速にあわせて「グワングワン」と低い異音が発生してきたり、ジャッキアップさせたタイヤにガタが生じている場合は要交換です。

タイロッドエンド&ボールジョイント

人間で言う関節部分になりますがステアリングをきるたびにタイロッドエンドとボールジョイントは動きます。その動きをスムーズにさせるためベアリングが組み込みされています。それを保護するブーツに亀裂や破れが生じ異物が混入すると動きが悪くなったり異音が発生したりします。このブーツが破れていると車検をクリア出来ません。

O2センサー&ノックセンサー

エンジンをスムーズに動かすためにはコンピューターで管理をしています。その管理している神経の先には個々の状態を正確にコンピューターへフィードバックさせているためにスムーズなエンジンの動きが実現されています。そのセンサーが一つでも適切な信号を拾わなくなってしますとさまざまな弊害が生じバランスを崩してしまいます。そうならないためにもセンサーの定期交換が必要なのです。

バッテリー

良くあるとトラブルNO1はやはりバッテリー上がり。経験ある方も多いはず。エンジンがかからなくてはどうにもなりません。最近のバッテリーはメンテナンスフリー(密閉型)が増えているために点検が難しくなっています。チェックするにはテスターを使用しバッテリーの状態を常に把握しておく必要があります。一度上がってしまったバッテリーを充電しても半分くらいの能力でしか発揮されないケースが多いです。

オルタネーター

オルタネーターで発電した電気の多くはバッテリーへ充電されます。その発電の電圧が下がってくると充電する能力も劣ってきます。やがてバッテリーに負担をかけバッテリーが上がってしまいます。13.3Vを下回る場合は早めに交換しておきましょう。